2016年7月10日日曜日

バスケットボール上達講座:ジャンパー膝ってなんでなるの?



こんにちは。
東葉コンディショニングの鈴木です。

夏のインターハイが近づいて来ました。高校バスケの一番盛り上がる季節ですね!
選手も指導者も、今まで以上に練習に熱が入ります。そんな大事な時期に一番気をつけたいのが怪我ですよね!バスケット経験者ならば一度は聞いたことがある「ジャンパー膝」この競技の代表的な症状の1つです。今回はこの「ジャンパー膝」について書いてみようと思います。


◆ジャンパー膝ってどんなもの?

ジャンパー膝とはその名前の通り、バレーボールやバスケットボールなどでジャンプ・着地といった動作を頻繁に行ったり、ウォーキングやランニングなどの走る動作を繰り返しするスポーツに多くみられる、膝のスポーツ障害のことを指します。

ジャンプや走るといった膝の曲げ伸ばし運動を繰り返すことで、膝蓋骨(しつがいこつ)と言う膝のお皿の部分と、脛骨(けいこつ)と言うスネの骨をつなぐ膝蓋靱帯が炎症を起こしてしまうために起きてしまいます。特にバスケットは跳ぶだけではなく、空中で接触があったり、着地後すぐに全速力で走りだす等の動作が絶えず行われるので、膝にかかる負担はとてつもなく大きいのです。こうした動きを繰り返していくことで、酷くなると膝蓋靱帯が完全に断裂して
しいます。


◆ジャンパー膝の原因とは??

ジャンパー膝の主な原因として考えられるのは、練習での膝の使いすぎ(オーバーユース)です。走る、跳ぶといった動作を繰り返し行うと膝蓋腱に小さな断裂などの損傷が起きてしまいます。その損傷から今度は炎症を起こし、痛みが出てきます。


膝にかかる負荷は、走った場合で体重の約89倍の負荷がかかると言われています。例えばアスリートの方で体重が70kgの場合膝にかかる負荷は500600kg。ジャンプ時には約1200kgもの負荷がかかっていると言われています。競技中、この負荷を常にかけているわけですから、痛めてしまうのも納得ですね。


◆膝をうまく使うコツとは?

ジャンパー膝になってしまわないよう、膝をうまく使うコツを紹介します!!

ジャンパー膝には、いくつかの痛みの段階があります。それを理解しておくことで無理に膝を使いすぎることを防ぐことが出来ます。
症状1(軽度)
運動した後に膝に痛みが出る。動くことに支障はない。

症状2(軽度)
運動している最中にも痛みが出るが動くことに支障はない

症状3(重症)
痛みが常に有り、運動にも支障がでる

症状4(重症)
膝蓋靭帯の断裂

最初はただの膝痛であることが多いですが、症状の度合いを見てくと最終的には靭帯が切れてしまいます。
自分の膝が今どのくらい痛いのかを良く観察してみてください!最悪の場合、歩行が困難になってしまうかもしれません。目安としては、練習中にも痛みが出ている時は注意が必要です。
選手にとって万全なコンディションで試合に臨むことが一番です!痛みの度合いをしっかりと把握し、時には練習を休むという判断をするのが膝を悪化させないためのコツです!

いかがでしたか?
競技の中で、膝は自分が思っている以上に身体は酷使されていることが多いです。
その日の練習の疲労を残さないように心がけ、ストレッチや柔軟をして、膝にかかる負担を減らすことがジャンパー膝にならないために必要です。
また、体の歪みや姿勢の悪さなども膝に負担をかける要因の一部です。整体で自分の身体のバランスを整えることで、ジャンパー膝の予防にもなりますよ。
試合で最高のパフォーマンスが出来るように身体の調子を整えましょう!

          


記事 鈴木

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