2016年7月10日日曜日

意外と知らない!肉離れの原因と治療法とは?

皆さんこんにちは。東葉コンディショニングの成田です。
気温も徐々にあがり、いよいよ夏本番が近づいてきました。大会前でハードな練習が増えてきたのではないでしょうか?ハードな練習が増えると自然と怪我のリスクも高くなります。そこで多く見られるのが肉離れです。今回はこの肉離れの原因や対処法をご紹介したいと思います。

◆なぜ肉離れは太ももに起きやすいのか?


そもそも肉離れとはどういうものでしょうか?肉離れとは簡単にいうと筋肉が急激に収縮されることによって起こる筋肉の損傷や断裂のことを言います。この肉離れは大腿部(太もも)の裏にあるハムストリングスに発症することが多く、断裂した部分に痛みを生じます。

では、なぜ太ももに発症しやすいのでしょうか?
それは太ももの筋肉の多さに関係があります。太ももは全面の大腿四頭筋、後面のハムストリングスと多大な筋肉群があり、複数の関節につながっています。肉離れは複数の関節につながっているほど起こりやすい特徴があり、太ももはこの特徴に当てはまり、肉離れを起こしやすいのです。

◆肉離れの原因とは?


次に肉離れの原因について説明します。肉離れの主な原因は筋肉の柔軟性の欠如により起こります。例えば、準備運動を行わずにいきなり急激な運動を行うと、筋肉が温まっていない状況で柔軟性がなく肉離れを起こす場合があります。しかし、たとえ準備運動をしっかり行っていても肉離れを起こす可能性はあります。

それは筋肉の疲労によるものです。筋肉に疲労がたまると、筋肉の収縮が小さくなり柔軟性が失われます。その状況で無理に急激な負荷をかけると筋肉が衝撃に耐えられなくなり肉離れを起こしてしまうのです。

つまり、肉離れを防ぐには準備運動を行い、体を温めること、また疲労がたまっている状態で無理はしないことが大切なのです。

◆肉離れの治療は早期の対応が重要?!


肉離れを起こしたとき皆さんはどんな処置をしていますか?そのまま「安静にしていればいいや」と思って放置していませんか?これでは症状の回復が遅くなってしまいます。肉離れを起こしたらRICE処置(rest安静、icing冷却、Compression圧迫、Elevation挙上)を行うのは一般的でご存知だと思います。当院では太ももの肉離れに対して以下のような施術を行っています。

太ももの肉離れは筋肉が固くなって柔軟性を失っています。そこでまずは指先や末端から筋肉を緩め、血流やリンパの流れを改善し柔軟性を取り戻すことを勧めています。また、太ももの肉離れは身体への負担が大きくバランスを崩し骨盤が歪みやすくなっているので、歪みを整えるように調整を行います。症例として、野球をやっている高校生の子が太ももの肉離れを起こして来院されたことがありました。三か月後に試合が迫っており、早めの回復が必要でした。上記のように骨盤の歪みを整え筋肉を血液・リンパの流れを改善したところ二カ月程度で症状が改善し、大会に出場することができました。その後も肉離れになることもなく野球が続けられようになったそうです。


このように適切な処置・治療を行わなければ場合によっては、回復が遅くなり競技に復帰するまでに時間がかかってしまいます。また完治する前に競技に復帰したり、骨盤が歪んだまま競技を続けると再発のリスクが高くなってしまいます。急激に運動をして痛みが出たときは無理をせず治療に専念するようにしましょう。

記事 成田

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