2016年7月9日土曜日

野球講座:第4回ヘッドスライディングにはケガする危険が多く含まれている!ヘッドスライディングよりも駆け抜けを勧める理由とは?

 こんにちは。
東葉コンディショニングの佐藤です。

夏の地方予選もいよいよ終盤戦に差し掛かってきました。
高校野球を見ると1塁にヘッドスライディングで滑りこむシーンをよく見かけます。実はヘッドスライディングより、駆け抜けた方が速く塁に到達することが出来るといわれています。また、ケガをするリスクも減ってきます。今回はヘッドスライディングと駆け抜けについて説明したいと思います。


◆ヘッドスライディングより駆け抜ける方が、1塁到達タイムが速い?

ヘッドスライディングと最後まで走り抜けるのとでは、どっちが1塁への到達タイムが速い?という疑問は以前からありました。しかし、最近になり1塁へ最後まで走りぬけた方が、タイムが速いという結果がでてきています。なぜ駆け抜けの方が速いのでしょうか?

駆け抜けの場合、段々と加速し走った勢いを最後まで継続して、1塁まで行くことができます。さらにベースを踏む最後の1歩を出すとき、人は通常の15倍足幅が広がります。
しかし、ヘッドスライディングの場合、手からベースに滑り込みます。そのため、ヘッドスライディングと最後まで走り抜けるのとでは、どっちが1塁への到達タイムが速い?という疑問は以前からありました。しかし、最近になり1塁へ最後まで走りぬけた方が、タイムが速いという結果がでてきています。なぜ駆け抜けの方が速いのでしょうか?

駆け抜けの場合、段々と加速し走った勢いを最後まで継続して、1塁まで行くことができます。さらにベースを踏む最後の1歩を出すとき、人は通常の15倍足幅が広がります。
しかし、ヘッドスライディングの場合、手からベースに滑り込みます。そのため、身体の位置は下の方向へ落とさなければなりません。その結果、走って加速した勢いを減速させることになります。さらに、ヘッドスライディングをする時には、体が短時間宙に浮きます。その滞空時間の間に駆け抜けは、23歩進むことができるとされています。

このような結果から、駆け抜けた方が速いと言われています。
では、なぜヘッドスライディングをする人がいるのでしょうか?

◆ヘッドスライディングのメリットとは?

ヘッドスライディングするケースは、アウトかセーフの際どいタイミングでする人が多いです。セーフになるには、ボールがミットに収まる前にベースに触れていなければいけません。

その時にヘッドスライディングすることにより、審判はベースとの遠近感覚によって、手がベースに早く触れているのではないかと一瞬判断に迷うとされています。
また、手のリーチを生かすことができることから、ヘッドスライディングをすることがあります。

しかし、ヘッドスライディングでうまく滑り込むことが出来なければ、ケガをする可能性が増えていきます。
次にヘッドスライディングによるケガについて説明します。


◆ヘッドスライディングで起こりうるケガとは?

ヘッドスライディングはケガするリスクが高いとされています。
もし、相手チームの送球が逸れてしまった時に、守備者のスパイクに踏まれる可能性があります。また、ベースとの距離が近すぎてしまうと、ベースに手をついた際の衝撃で肩を脱臼することもあります。肩の関節は腕を90度以上に上げ、肘を90度曲げた状態で衝撃を受けてしまうと、簡単に外れやすくなる構造になっています。ヘッドスライディングではこういった状況になりやすいです。肩の脱臼をしてしまうと、プレーに復帰するまでに数か月かかってしまうこともあります。

メジャーリーグで活躍するイチロー選手はどんな際どいプレーでも、1塁へはヘッドスライディングをしません。イチロー選手も1塁へは駆け抜けの方が速く、ヘッドスライディングはケガをすると言っています。イチロー選手が大きなケガもせず、未だに現役を続けているのは、このようなことも理由としてあげられるかもしれませんね。



試合中は熱くなってしまい頑張りすぎてしまいがちです。しかし、ケガをしてしまっては、意味がないです。長くプレーするためにも、ヘッドスライディングなどの、ケガをする恐れがあるプレーはなるべくしないようにしていきましょう。

記事 佐藤


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