2016年7月31日日曜日

野球上達講座:頻繁に起こりやすい肉離れ! 肉離れにならないための予防と正しいベースの踏み方とは?

こんにちは。
東葉コンディショニングの佐藤です。

今回は頻繁に発症しやすい肉離れについて書きたいと思います。
皆さん肉離れは、どの場面に一番発症しやすいと思いますか?
肉離れは走塁時に一番発症しやすい症状です。
実はベースを正しい位置で踏むことができ、予防法を実践することが出来れば、防ぐことが出来ます。

◆走塁時に肉離れが起きる原因は?


プロ野球を見ていても走っている時に肉離れを起こして、選手交代する場面を見かけます。
しかし、守備のシーンで肉離れを起こす場面をあまり見かけないと思います。
では、なぜ走塁時に肉離れが起きやすいのでしょうか?

それは、野球上のプレーでの「打つ」という行為と、「走る」という行為が全くの別作業ということから起こると考えています。野球では、打者は打ったら1塁に走ります。サッカーのように、走りながら蹴るわけではなく、打つ練習では打つことだけを練習します。
一方で、全力で打った後に全力で走る練習というのは、あまり聞いたことがありません。または、やったことがないチームがほとんどだと思います。野球選手の肉離れは、ほとんどが打った直後とベース周りで起きています。

野球選手は、サッカーのように360°全方向にどんな瞬間でも動けるようにトレーニングされていません。守備でもバッティングでも、投手が投げることで全てが始まるので、常に準備された状態でプレーが始まります。ところが、全力でスイングして内野にボテボテのゴロが飛んだ時、すぐにモードを「全力で走る人」に切り替えなくてはなりません。この切り替えができずに、筋肉が切れてしまいます。
また、走り出した直後に肉離れにならなかったとしても、ベースの踏み方を間違えてしまうと、太ももに負担がかかり、肉離れを起こしてしまいます。

◆正しいベースの踏み方とは?


なさんはベースのどの辺を踏んでいますか?
まずは、ベース駆け抜ける時の1塁ベースの踏み方です。打者が打った後、内野ゴロの場合は1塁ベースを駆け抜けます。
基本の踏み方としては、ベースの手前辺りを踏みましょう。ベースの内野寄りは1塁手がベースを踏むため、ここは踏まないようにして下さい。また、ベースの奥を踏むと太ももの裏にいきなり負担がかかってしまうので、ベースの右半分の手前部分を踏むようにしてください。

次にベースを回る時の踏み方です。
各塁共通してベースを回る時の理想の踏む位置はベース内側の角を踏みます。
ここを踏むことで体が内側に傾き次の塁方向に体が向いていくためスムーズに次の塁に進むことが出来ます。ベースの真ん中付近を踏むとベース上で足が滑ったりし、いきなり盛り上がり部分を踏むことでこれも太ももに負担がかかり肉離れを起こす可能性があります。


また、体が内側に傾かないため、ベースランニングが膨らんでしまい走塁にロスが出ます。踏む足は「左足で踏め」と良く指導されますが、これはあくまで出来れば左足と捉えて頂いて構いません。左足で踏むと、体が内側に傾いて次の塁へ進みやすくなりますが、足が合わなければ右足で踏んでOKです。足を合わせるのに必死になって走るのが遅くなっては意味がありません。

◆肉離れを起こさないためには?


肉離れを起こさないためにはまず、いきなり走り出すということを防がなければなりません。なので、ネクストサークルで足を動かすことをしてみてください。ジャンプでも構いません。太ももや足を事前に動かすことによって、走った時に足の筋肉をいきなり使うことを防いでくれます。

また、先程も書いたように野球は360°自由に動けるトレーニングをする機会が少ないです。
どこでも動けるようにすることで、肉離れのケガの耐性と関連しているのではないかと考えられています。なので、サッカーなどの他のスポーツをすることで自由に動ける体を作ることで、肉離れに強い身体になっていきます。沢山動いた分、疲労もしっかり取っていくことも予防になっていきます。

東葉コンディショニングには多くの球児の方が来院されています。ほとんどの球児がふくらはぎ、太もも裏のハムストリングスに疲労が溜まっています。
中学生でボーイズリーグに所属しているA君は肘を痛めていました。身体を診ていくと、ハムストリングスがとても固くなっていました。肉離れの経験は以前に数回あったそうです。施術では、肘周りも行いましたが、ハムストリングス等の下肢も施術していきました。その結果、肘の痛みも改善され、肉離れも施術以降発症しなくなりました。
痛めている部位だけ施術をしても、他の部位に疲労がたまっていると、また再発してしまいます。

当院では、痛みが出ている部分だけではなく、身体の歪みを整えて、ケガのしにくい身体になるよう施術をしていきます。身体のメンテナンスは練習と同じくらい重要になっていきます。体のメンテナンスを当院でしてみませんか?

記事 佐藤

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